日本人が大みそかに必ず食べる「年越しそば」ですが、「何で食べるの?」と疑問に持ったことがある人も多いでしょう。
特にふだんは「うどん派」という家庭でも、大みそかには決まって年越しそばを食べることになります。年越しそばには、大みそかに食べるべき理由があるからです。
まず、そばは他の麺類に比べると切れやすいという特徴があります。そこで「1年の厄を切る」という意味で、大みそかにそばを食べる習慣ができたようです。
特に「今年は大変な1年だったなぁ・・・」と思ったら、年越しそばはマストで食べたいですね。また見た目が細くて長いことから、長寿の縁起物として食べられていたという説もあります。
さらには金細工の職人が、床に落ちた金粉を集めるためにそば粉を使っていたため、そばを食べると金運が上がるとも言われていたそうです。
逆に年越しそばを残してしまうと、金運が落ちるという噂もありますので、気を付けましょう。そもそもそばは体に良い成分がたくさん含まれています。年末の疲れた体に優しい食材なので、大みそかに食べやすい食材だったという理由もあるでしょう。
このような理由を知って大みそかに年越しそばを食べると、「ありがとう」という気持ちを持ちながら美味しく食べることができそうです。
こちらの記事で年越しそばについ詳しくご紹介されていますのでご参考下さい。